フォトレタッチ
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基本補正
当社ではすべてのカットに対し、基本的な補正を「現像」という形で1枚1枚丁寧に施します。
POINT上記の写真では階段奥に設置されたレリーフのハイライト部を抑えつつ全体の露出を適正に整え、0.1度の傾き補正、適切なシャープネス処理のほか、色かぶりの除去を丁寧に行い、建材本来の色味を再現しています。
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HDR処理
明暗のギャップが激しいシーンでも、HDR処理を施すことで自然な仕上がりとなり、肉眼で見たままのリアルな描写を再現する事ができます。
POINT上記の写真では浴室側の露出と外部の露出に大きな明暗差があるためHDR処理を行いました。弊社では専用のソフトを使用して、適切なカット数と露出設定で処理を施すことにより、より自然で階調豊かな写真に仕上げることを可能にしています。
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電線・電柱の除去
建物に被ってしまう電線や電柱を除去することですっきりとした外観写真にすることが可能です。販促用で使用される場合には特にお勧めしております。
POINT上記の写真では外壁だけではなく様々なものに重なっている電線も、最初から存在しなかったかのような仕上がりに修正しています。
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不要物の除去
やむを得ず写り込んでしまう不要なものを除去することにより、引き渡し後や、工事中でも竣工直後の風景に修正する事ができます。
POINT上記の写真では天候の関係で引き渡しが終わり、施設稼働後の外観撮影となったため、竣工写真としてふさわしくないものが写り込んでしまう状況での撮影となりましたが、問題となる不要物を除去することで竣工直後の状況を再現しています。
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空と日照の合成
外観撮影は天候に大きく影響され、時には日程調整ができない案件がありますが、空や日照状況を合成することでドラマチックな写真に仕上げることが可能です。
POINT上記の写真では当日が悪天候で曇天でしたが、引き渡し直前の露天風呂という特殊な状況でその日しか撮影ができなかったため、クライアントと相談の上壮観な夕景に仕上げました。
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その他の合成
竣工写真の撮影では工期や天候等、様々な要因で設備や意匠などが万全な状態を迎える前に撮影が必要となる場合がありますが、完全な状態に修正することでより高いクオリティの写真に昇華させることができます。
POINT上記の写真では給湯設備が稼働前のため、露天風呂の湯が張られていない状態での撮影でしたが、クライアントの要望により湯で満たされた状態にするため、水面の写り込みや、水中の状況、表面張力の具合などを再現し、リアルな写真に修整しました。